ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は、グリコサミノグリカンの一種。
学術上は、ヒアルロナンと呼ばれています。
N-アセチルグルコサミンとグルクロン酸 の二糖単位が連結した構造をしています。生体内では、極めて高分子量で、分子量が100万以上あると言われています。
コンドロイチン硫酸など他のグリコサミノグリカンと異なり、硫酸基の結合が見られず、またコアタンパク質と呼ばれる核となるタンパク質にも結合していません。
ヒアルロン酸は、関節、硝子体、皮膚、脳など広く生体内の細胞外マトリックスに見られ、とりわけ関節軟骨では、アグリカン、リンクタンパク質と非共有結合し超高分子複合体を作って、軟骨の機能維持に極めて重要な役割をはたしています。

ヒアルロン酸の役割

ヒアルロン酸は、体のいたるところに存在しており、みずみずしさや弾力を保つとともにクッションのような働きをするためのものです。
体内に存在するヒアルロン酸の量は、人が生まれたときがもっとも多く、赤ちゃんの肌がふっくらとした潤いと弾力に満ちているのはそのためだといわれています。
1gで約6リットルもの水分を保持できる力を持つこのヒアルロン酸は、年齢とともに減ってしまい、成人以降の皮膚のヒアルロン酸は赤ちゃんの4分の1までに減ってしまうそうです。
赤ちゃんの肌がみずみずしいのは、ヒアルロン酸がたっぷりと水分を含んでいるからなのです。
また、ヒアルロン酸の役目として、たんぱく質の一種で全身の細胞をつなぎとめる働きのあるコラーゲンを体内に留める役割もしています。

ヒアルロン酸の効果

ヒアルロン酸は体内の細胞をみずみずしく潤し、ミネラルやアミノ酸、ビタミンなどの栄養素を、細胞に浸透させ、肌を滑らかに美しく整えます。
またヒアルロン酸は皮膚の潤いを作ります。ヒアルロン酸が減ると皮膚の弾力が減少し、シワが出来るようになります。
その他にもヒアルロン酸は卵巣の働きを助け、更年期障害の改善に大切な効果があります。
老化するにつれて動脈硬化が促進されますが、ヒアルロン酸はその動脈硬化を改善する効果があります。
さらには、骨粗鬆症や血管の老化を防ぐのにも、とても良い効果があるだけではなく、老化を促進し生活習慣病や慢性疾患を誘発する活性酸素を除去するのにも非常に有効であることが分かってきました。
ヒアルロン酸はβ-カロチンの協力によって、紫外線をカットするように働き、シミやソバカスの生成を防ぐように働くので、女性にとって美容上、重要であることが分かっています。

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